
子どもの腸活を頑張ってるんだけど、全然スッキリできません。
むしろお腹の調子が悪くなっちゃいました;;
実は、よかれと思ってやっている腸活が、逆効果になっていることもあるんです。
- 子どもの腸活で陥りやすいNG例5つ
- 正しい改善方法
- 食物繊維の種類
- 水分補給の重要性
- 子どもに合った発酵食品の選び方など
- 腸活の成功ポイントがわかる
- 正しい腸活を今日からすぐに始められる
正しい腸活は、良い変化を実感しやすいものです。
効果を感じられれば継続ができ、習慣化にも成功しますよ。

幼児期は腸活を始めるベストタイミング!
整った腸内環境が心・体・脳のすこやかな成長をサポートしてくれます。
子どもにやりがちなNG腸活5つを紹介
身近になった腸活ですが、間違ったやり方をしてしまっていることがあります。

私も便秘だった娘に間違った腸活をしてしまって、より便秘を悪化させてしまった過去があります;;
おなかが張ってつらくなるのは子どもなので、正しい方法を知って腸ケアをしていきましょう。
- とりあえずヨーグルト
- とにかく食物繊維
- 野菜ジュースを常飲
- どの腸活方法もうちの子に合うという思い込み
- 短期間でやめちゃう
とりあえずヨーグルトを食べさせる
「腸活=ヨーグルト」と考えているママも多いですが、実はヨーグルトがすべての子どもに合うとは限りません。
腸内細菌のバランスは個人差があり、乳製品が合わない子どももいます。
むしろ、ヨーグルトが原因でお腹がゆるくなったり、逆に便秘が悪化することも!
「ヨーグルトを食べると調子が悪くなるな・・」という場合は、別の発酵食品を試してみましょう。
- 納豆
- 味噌
- ぬか漬け
などなど、日本は発酵食品が豊富なので無理してヨーグルトを食べ続ける必要はありませんよ。
ヨーグルトで調子は悪くならないけど変化を感じない場合
ヨーグルトを毎日食べていても何も変化がないなら、別のヨーグルトを2週間試してみましょう。
人によって腸内にいる細菌の種類やバランスは違います。
腸内細菌にマッチしたエサを届けられないと活発に働いてくれません。

わかりやすい良い変化は、うんちがスッキリ出るかどうかです。
しっかり観察してお子さんにあうメーカーのヨーグルトを見つけてくださいね。
とにかく野菜を食べさせる
「腸にいいから!」と野菜をたっぷり食べさせていませんか?
でも、実は食物繊維の種類によっては逆効果になることも!
食物繊維には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の2種類があります。
意識すべきは水溶性食物繊維!
不溶性食物繊維ばかり摂りすぎると、便秘を加速させてしまうことがあります。
種類 | 特徴 | 主な効果 | 多く含む食品 | 摂取時の注意点 |
---|---|---|---|---|
不溶性食物繊維 | 水分を吸収して膨らみ、うんちのかさを増やす。 腸を刺激し、ぜん動運動をうながす。 | ・便通を促進 ・腸内環境を整える | ごぼう 豆類 ブロッコリー きのこ類など | 摂りすぎるとうんちが硬くなる。 腸の動きが悪い場合は便秘やお腹の張りの原因になることがある。 |
水溶性食物繊維 | うんちを柔らかくする。 善玉菌のエサになる。 | ・うんちをを柔らかくする ・善玉菌を増やし腸内環境を改善 | バナナ わかめ オートミール オクラ モロヘイヤなど | 便秘気味の場合は、水溶性食物繊維を意識して増やすのがオススメ。 |

最初は水溶性食物繊維を増やし、不溶性食物繊維は少しずつプラスしていきましょう。
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野菜ジュースを常飲
野菜ジュースを飲んで野菜を摂っていることにはなりません。
加熱処理によって80%もの食物繊維が消失しており、そのぶん糖が体に吸収されやすくなってしまいます。
糖は悪玉菌の大好物であるため、かえって腸内環境を悪化させることに。
また、市販の野菜ジュースには添加物を含んでいるものもあります。
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ジュースは水分補給にカウントしない
腸活に水分補給は必須ですが、ジュースは水分に含まれせん。
お茶や水をこまめに飲んで、大腸に水分と届けましょう。
遊びに集中している子どもって水分を摂らないですよね。
あと、鼻水がたくさん出てるときもうんちが硬くなりやすいなと感じます。

水分不足によってうんちがかたくなってしまうので、ママから子どもに水分補給の声掛けをしてあげてくださいね。
▶腸内環境と免疫力の関係|腸活をすれば感染症にかかりにくなります
- 水筒を子どもの近くに置いておく
- ウォーターサーバーを設置する
味噌汁やスープも水分補給としてカウントすることができますよ。
とくに味噌汁は発酵食品なので腸活に最適です。
「どの腸活方法も子どもに合うはず」と思い込む
腸内細菌のバランスは一人ひとり違うため、合う腸活方法や食材も異なります。
子どもに合った方法を見つけてあげましょう。

これは私の失敗談!その時の娘の状態にあってない腸活アイテムを使って便秘を加速させてしまいました。

何が合うかを知るには、うんちの状態でわかりますよ。
うんちの状態 | 対策 | オススメ食品 |
---|---|---|
コロコロと硬い | 水溶性食物繊維の摂取を増やし、水分補給を心掛ける。 | バナナ、海藻、オートミールなど |
柔らかすぎる | 不溶性食物繊維の摂取を増やす。 | ごぼう、豆類、ブロッコリーなど |
便秘気味 | 発酵食品やオリゴ糖の摂取を意識する。 | 納豆、味噌、バナナ、玉ねぎなど |
短期間でやめちゃう
腸内環境の改善は、短期間ではできません。
変化の繰り返しでだんだんと整っていくイメージです。

足りなかったものを補うことができれば、早いと翌日におなかがスッキリすることがあります。
しかし、腸によくないものをたくさん摂っていれば、どんなに良いとされるものを摂ったところで効果は感じられません。
腸活は一時的にやっても意味がありません。
腸活を習慣に落とし込むことで、からだ本来の力を発揮することができます。
ストレスを感じない程度にゆるく長く腸活していきましょう。
まとめ ママが子どもにやりがちなNG腸活を回避しよう
ベストな腸活方法は人によって異なります。
- まずは水溶性食物繊維を意識して増やし、不溶性は少しずつプラス
- 水分補給を忘れずに!ジュースは嗜好品
- 子どものうんちの様子を観察しながら調整
- いろいろ試して「子どもに合う腸活」を見つける
- 家族で腸活を取り入れると習慣になりやすい
- 「今日のうんちはどうだった?」とチェックして、次の食事に活かす!
腸内環境はすぐに変わるものではありません。
腸内細菌のバランスが整うには、3週間~1か月ほどかかることが多いので長い目をもって続けていきましょう。
(ただし、子どもがおなかを痛がっているときは病院でちゃんとみてもらってくださいね。)

ママが子どもの腸活をするうえでの3原則。
- 合う腸活を見つける
- ストレスにならない程度にゆるく
- うんちをチェックして調整
腸活は子どものすこやかな成長に欠かせない方法です。
子どもの未来のために、できることから少しずつ始めましょう。