発酵食品やサプリで腸活をしているのにイマイチ効果が感じられない・・なんで??
食物繊維・発酵食品を盛り込んだ食事を食べさせても、思ったほどの変化を得られない~!と私も悩んでいました。
- 乳酸菌ドリンクを毎日飲む
- 腸活に良さそうなサプリを購入
実はこれって腸活の落とし穴なんです。
腸活の基本を知らずにいると、
- おなかの不調が改善されない
- 免疫力が落ちる
- メンタルが安定しない
- サプリの栄養が吸収されにくい
といった状態になってしまいます。
30歳まで便秘が当たり前だった私と、新生児から綿棒浣腸と酸化マグネシウムがかかせなかった娘も、正しい腸活方法を知ってから自然にスッキリできる生活に変わりました。
本記事では、腸活を基礎から学び腸活アドバイザーという資格を取得した筆者が、落とし穴から抜け出すための正しい知識と方法をまとめています。
減らす腸活とは腸に悪い5つのことを遠ざけること
腸に悪影響を与えるものを減らしていくのが腸活の基本です。
リスク管理をするだけで、腸の調子は結構良くなったりするんですよ。
- 食品添加物
- 抗生物質
- タバコ
- アルコール
- 砂糖
子どもも大人も、腸活するなら上記5つは避けるのがベターです。
食品添加物や砂糖は、わたしたちの生活に身近すぎて完全に避けるのは難しいですが「今より減らす」を意識するだけでも十分です。
調活アドバイザーの私ですが、甘いものは大好きです。
腸活のコツは、完璧主義にならないこと♪
食品添加物の摂取量を1ミリでも減らす
いまやどんな食材にも含まれている食品添加物。
例えば、食材を腐りにくくする保存料は、腸内細菌にも影響を与える可能性があります。
とはいえ、スーパーに陳列されているものから完全無添加食品を選ぶのは難しいのが現実です。(しかも無添加のものって高い・・)
「今より少しでも減らす」を意識するだけでも大丈夫!
まずは、買い物のときには商品の裏面を見ることから始めましょう。
原材料を見て少しでも添加物の数が少ない方を選ぶことで、確実に添加物の摂取量は減っていきますよ。
抗生物質は必要なときだけ
ウィルスではなく、細菌が原因である感染症に処方されるのが抗生物質ですよね。
抗生物質は細菌をやっつけます。
つまり、腸内細菌にも影響があるということ。
そういえば、抗生物質を飲むと下痢や便秘になることがありました!
腸内環境を整える=いろんな種類の腸内細菌がバランスよく存在しているということです。(腸内フローラと呼びますよ)
抗生物質を飲むことで、腸内細菌のバランスや多様性は崩れてしまいおなかの不調を招いてしまいます。
知る腸活・減らす腸活は続けたまま、食物繊維や発酵食品を多めに摂りましょう。
抗生物質を飲まない!のではなくて、飲んだ後の方法を知っておくと安心です。
タバコは害しかないはガチ
子どもの腸活にはあまり関係ありませんが、タバコは腸にリスクをもたらします。
タバコに含まれるニコチンは全身の血流を悪くし、消化器官の粘膜を弱めます。
タールは発がん性が高く、とっても危険・・・吸っていない人と比べると、1.5~1.6倍も癌になる確率が上がります。
タバコを吸うと便秘が解消できると聞いたことがありますが・・?
タバコを吸うことによって自律神経を整った結果、スッキリすることができると考えられます。
しかし、腸を整うと自律神経も整うことから、タバコによるスッキリ感は一時的な効果だとも言えます。
そもそも、タバコが腸へ悪影響を与えるのに便通改善のために喫煙するというのは本末転倒。
自律神経を整える方法は、タバコ以外にもたくさんあります。
便秘解消のためにガンの発症リスクを上げるのは間違った腸活です。
酒(アルコール)は摂らないがベスト
アルコールも子どもとは関係のない話ですが、リスク因子として紹介させていただきますね。
少しのお酒なら体に良いというイメージがありますが、実は腸にとっては刺激物。
長期間、多量のアルコールを摂り続けると悪玉菌が増加します。
悪玉菌が増えると、腸内細菌のバランスが崩れガンの原因物質が増えていきます。
さらに腸内環境が悪化すると、アルコールが分解できなくなって脂肪肝・大腸がんが発生しやすくなります。
アンチエイジングのためにポリフェノールが豊富な赤ワインを飲んでるけどダメですか?
ポリフェノールは腸にも良い成分♪
日常的に摂取するなら、アルコールである赤ワインではなく緑茶やココアを飲む方がオススメです。
砂糖は悪玉菌の大好物
すっごく身近な調味料なのに、腸には良くないなんて・・ですよね。
みんなが大好きな砂糖は、悪玉菌も大好きなのです。
悪玉菌のエサとなってしまうため、腸内の悪玉菌の割合が増え、腸内環境もボロボロに・・
また、砂糖を摂ると胃の動きが鈍くなったり、止まったりしてしまうという症状が起きてしまいます。(糖反射といいます)
上白糖は血糖値が急激に上がるため、腸だけでなくからだ全体によくありません。
血糖値の上がり方を緩やかにするためにも、きび砂糖や甜菜糖に変えることをオススメします。
甘いものを食べたら食物繊維をたくさん摂りましょう!
砂糖から受ける腸ダメージをカバーできます。
完璧を意識しすぎず、生活に「減らす」を取り込む
腸リスクのある5つから完全に離れるのはなかなかできません。
腸活アドバイザーの私でも、全然摂ってます・・
しかし、5つのリスクを知ってからは今までよりも確実に摂取量は減りました。
食品添加物は色んな商品に含まれているけど、私たちはちゃんと選ぶことができます。
「買い物のときに裏を見て、カタカナが少ない方を選ぶ」
選択の積み重ねで、健康な体は作られます。
身近にありすぎるがために、全排除を目指すと疲れてしまいます。
完全排除ではなく、ほどよく排除をして「減らす」を意識しするだけでずっと良い未来に近づけますよ。
この5つを減らせ! 正しい腸活したいなら足すより減らすが先 まとめ
腸を労わる生活を始めよう!と思ったら、不要なものを減らしていきましょう。
- 食品添加物
- 抗生物質
- タバコ
- 酒(アルコール)
- 砂糖
この5つの存在は、現代では当たり前になっている分、摂取してしまう環境になりやすいです。
だからこそ、「これほんとに今の私に必要?」とちょっと立ち止まってみる。
知識と選択で腸活もうまくいきます。
そして、腸活がうまくいくと人生が変わります。
子どもの元気は腸活で守れます。
ママだからこそできることを一つずつ始めてみてくださいね。