毎朝子どもの朝ごはんに悩む・・
時間がないからゆっくり作れないけど、子どもの健康は気になる!今の朝食には罪悪感があるんです;;
平日の朝は1秒もムダにできないほど忙しいですよね。
とはいえ、朝ごはんを食べることは子どもの体にとってかなり重要なことです。
朝ごはんを食べずにいると、体の機能がしっかり目覚めません。
腸も脳もベストパフォーマンスを発揮できないため、
- 集中できない
- やる気がでない
- 風邪をひきやすい
といったデメリットが生じます。
本記事では、子どもの朝ごはんをより健康的にできる「出すだけ朝ごはん」を、腸活アドバイザーである筆者が5つご紹介します。
結論、腸活を後押しするために発酵食品を使いましょう。
- 朝ごはんに対する罪悪感がなくなる
- 子どもが体調を崩したときに自己嫌悪に陥らない
- 子どものおなかが元気になる
- 子どもの集中力ややる気がアップ
- 風邪をひきにくくなるなど
ぜひ参考にしてみてくださいね。
【発酵食品を出すだけ朝ごはん】動物性乳酸菌と植物性乳酸菌は違う
腸活において無視できない存在なのが善玉菌。
発酵食品には、善玉菌の代表である「乳酸菌」が含まれています。
▶善玉菌を増やすにはどうしたらいい?悪玉菌とのバランスや要注意の飲み物
さらに、乳酸菌には動物性乳酸菌と植物性乳酸菌とにわかれており、その特徴も違っています。
どちらも健康に役立ちますので
- 体質
- 好み
- 食べやすさ
などを考慮しながら、バランスよく摂り入れてみてください。
特徴 | 動物性乳酸菌 | 植物性乳酸菌 |
主な食品 | ヨーグルト、チーズなど | 納豆、味噌、漬物など |
腸への届きやすさ | 一部が腸に届いて働く。届かなくても腸活に役立つ | 厳しい環境にも強く、腸に届きやすい |
おすすめポイント | 子どもが食べやすく取り入れやすい | 食物繊維も一緒に摂れる |
【出すだけ朝ごはん】子どもも楽しい動物性乳酸菌を使った朝ごはんアイデア
動物性乳酸菌は、主に乳製品に含まれる乳酸菌です。
腸に届くものだけでなく、死んでしまった菌も善玉菌のエサとなって腸内環境を整えてくれるんですよ。
朝ごはんにプラスするだけで、腸活習慣を簡単に取り入れられます。
ヨーグルト×フルーツで手間いらずの組み合わせ
プレーンヨーグルトに、カットしたバナナやりんごをのせるだけの簡単朝ごはん。
朝の忙しい時間でもすぐに出せますね。
果物の食物繊維が腸活効果をさらにアップ!
ヨーグルトは動物性乳酸菌の代表的な発酵食品で、子どもにも食べやすいのが魅力です。
グラノーラやはちみつ・オリゴ糖をプラスすれば、さらに善玉菌が喜ぶ朝ごはんのできあがり♪
チーズトーストでのせて焼くだけ!朝の鉄板メニュー
食パンにスライスチーズをのせて焼くだけの簡単レシピ。
カルシウムやたんぱく質も一緒に摂れるので、栄養バランスも◎
特に、ナチュラルチーズ(カマンベールチーズやモッツァレラチーズ)には乳酸菌が多く含まれていますよ。
- コーン
- ツナ
- のり
- はちみつ
などいくつかバリエーションを持っておくと◎
前日に野菜を用意しておけば即席でピザトーストを作れます。
ピザソースは、ケチャップとマヨネーズで簡単に♪
【出す・混ぜるだけ朝ごはん】子どもも喜ぶ植物性乳酸菌を使った朝ごはんアイデア
植物性乳酸菌は、野菜や穀物を発酵させる過程でできる乳酸菌です。
厳しい環境でも生き延びる力があり、動物性乳酸菌より腸に届きやすいのが特徴です。(「生きて腸まで届く」というあのフレーズです。)
納豆や味噌、漬物などに含まれていますよ。
納豆ご飯で混ぜて盛るだけの腸活メニュー
納豆をかき混ぜて、しょうゆや卵を加えてご飯にのせるだけ。
忙しい朝でも子どもがパクパク食べられる腸活ご飯が完成します!
納豆は、日本人の食卓に欠かせない腸活フード。発酵の過程で乳酸菌も生まれているんですよ。
お湯を注ぐだけで完成なインスタント味噌汁
フリーズドライやインスタントの味噌汁を活用すれば、お湯を注ぐだけで乳酸菌と野菜が摂れる手軽な一品の完成です。
味噌は大豆を発酵させて作られる食品で、植物性乳酸菌が豊富です。
ただし、市販のインスタント味噌汁は塩分が高いので注意!
自分で味噌玉を用意しておけば、子どもにも安心なインスタント味噌汁を飲ませられますよ。
味噌汁にはアマニ油をたらしてもっと腸活♪
ぬかづけ&おにぎりで添えるだけ発酵食品朝ごはん
植物性乳酸菌がたっぷり含まれる漬物(ぬか漬け・キムチは)、野菜を発酵させて作られます。
おにぎりをにぎる手間はありますが、あとはぬか漬けをそえるだけでOK。
また、ぬか漬けをこまかく刻んで混ぜておにぎりにしても◎
ほどよく塩気が効いていて朝食にもぴったりです。
忙しいママ必見!「出すだけ腸活朝ごはん」のポイント
すべてのタスクが同時に押し寄せる朝は、ママが一番余裕のない時間ですよね。
とはいえ、子どもに朝ごはんを食べさせないといけない・・
少しでも朝の負担を減らすために、以下の3つを意識してみてください。
- 準備は前日の夜に少しだけ
納豆やヨーグルトなど、冷蔵庫から出してそのまま食べられる食品を活用すると、朝の時間がグッと楽になります。 - 子どもが食べやすいものを選ぶ
味噌汁やフルーツ入りのヨーグルトなど、子どもの好みに合わせて選ぶとスムーズに食べてくれます。 - 発酵食品を1品加えるだけでOK
完璧を目指さなくても、普段の朝ごはんに発酵食品を1つ取り入れるだけで腸活効果が期待できます。
最悪、食べれればOKだし、発酵食品を一つ出せたらはなまる♪くらいの気持ちでいましょうね。
出すだけでもイイ!子どもが朝ごはんを食べる重要性
朝ごはんは、子どもの体と心を目覚めさせるスイッチのような役割を果たします。
特に、腸を動かすことで一日のエネルギーをしっかり補給し、集中力や体力を高める効果があります。
以下では、子どもが朝ごはんを食べた場合と食べなかった場合の違いを簡単にまとめてみました。
朝ごはんを食べた場合と食べなかった場合の違い
以下の表で一目瞭然ですが、朝ごはんを食べないとあらゆる面でデメリットだらけです。
成長期である子どもにとっては、朝ごはんを食べることは重要です。
項目 | 朝ごはんを食べた場合 | 朝ごはんを食べなかった場合 |
エネルギー補給 | 十分なエネルギーが補給され、朝から元気いっぱいに過ごせる | エネルギー不足で疲れやすく、動きが鈍くなる場合も |
集中力・学習効率 | 脳が活性化し、集中力や記憶力がアップ | 脳へのエネルギー供給が不足し、集中力が低下する |
腸の動き・お通じ | 腸が刺激され、スムーズにお通じがくる | 腸が眠ったままで便秘の原因になることも |
体内リズム | 朝から代謝が上がり、体内リズムが整う | 代謝が低下し、体内リズムが乱れることがある |
免疫力 | 栄養をしっかり摂ることで免疫力が高まり、病気を防ぐ | 栄養不足で免疫力が下がり、体調を崩しやすくなる |
家事・育児・出勤準備とママにとってめちゃくちゃ忙しい時間ですが、前日に準備をしておくなどの工夫をして、子どもに朝ごはんを食べさせるようにしましょう。
ママの負担にならず、腸活にも良いお手軽発酵食品を朝ごはんに出してみてくださいね。
【子どもの朝ごはん】出すだけで腸活できる簡単&健康メニュー5つをアドバイザーが紹介 まとめ
子どもの健康をサポートするための腸活は、実はとても簡単です。
ヨーグルトや納豆などの発酵食品を「出すだけ」なら、忙しい朝でも無理なく取り入れやすく負担がかかりません。
前日の夜に
- フルーツや野菜をカットしておく
- ピザソースを混ぜておく
などのちょっとした準備をしておくと、バタバタな朝でも時間・心に余裕をもつことができ、ママの罪悪感もなくなります。
子どもが一日を楽しく元気に過ごすには、朝ごはんはとっても重要!
腸がしっかり働けるように発酵食品を取り入れてみてくださいね。
子どものお腹が元気になると、毎日がもっと楽しく、健康的に過ごせるようになりますよ!